Rackhub で始めるペアプログラミング
こんにちは、20時から予定がありました。遅刻しそうです。
さて、ということでさっくり話をすると、「ペアプロってやったことないな」ってところからスタートです。
ペアプロするのって難しい
難しいんです。何が難しいって、相手が居ない。居ないんですよ相手が。家庭内ペアプロとかやってる夫婦を1組知ってますが、そんなん普通ねーよ。アホか。
そして会社でペアプロするのは違うんです。違う、そうじゃない。会社でペアプロするのはいい。いいんだ。でも俺は趣味のコードとかを友達ときゃっきゃうふふしながら書きたい。
だからペアプロするのは難しい。勉強会にいって「どうもーはじめましてロージーですー」と自己紹介してその直後に「ということでペアプロしませんか?」とでも聞いたらその場で Twitter に勉強会にホモがいるとか言われて ID 晒されて大炎上ですよ。リスキーすぎる。
ということで簡単に、とりあえず俺は友達とペアプロしたいんだ!って人向けです。
キーボードを共有する
今記事を読んでらっしゃるあなたは JIS 派ですか? US 派ですか? JIS とか US とか何?派の人ですか?
US 派の人に聞きたいんですけど、人のキーボード触るのって苦痛じゃないですか?
HHK ユーザーの方、今更糞でかいフルキーボードでコード書くとか想像できますか?小指攣りませんか?
ということで僕は全面的にコードを書くときは自分のキーボード以外でやるのは生産性がさがるだけで無駄だと思っています。無駄やろどう考えても。
どうせペアプロするんです、思い切って贅沢して、お互いの物理マシン上ではなく、どこかの環境でやりましょう。
「雲の上の localhost」
ということでやっと Rackhub の話です。え? Rackhub を知らない?ここでいますぐアカウント作って Rack 一台契約してきてください。あなたが毎週のように買うジャンプと値段は大差ないから。
ということで抑えた Rack にまずはコントリビュータで友人を招待します。方法は割愛。 Web の管理画面からさっくりやれます。
そしたらふたりとも自分のマシンから Rack に SSH ログインしましょう。
$ ssh rackhuber@example.rackbox.net -p 50030 -A
ログインしたらまずはどちらかが tmux を起動します。
$ tmux
起動できたらもう片方はアタッチします。
$ tmux a
これでターミナルが共有出来ました。チョロイ!!
これ、他の VPS なんかでやろうとすると結構たいへんなんです。なんせユーザーがまずもって違うから。
その点 Rackhub だと rackhuber という同一のユーザーとしてログインできるので、 tmux のセッションも簡単に共有出来ます。
また、 screen じゃなくて tmux なのには理由があります。もちろん screen でも同じようなことが出来るのですが、
- tmux はウィンドウの移動も同期される
- screen みたいに最初に設定ファイルを頑張って書いたりしなくていい
というような利点があります。もちろん「むしろスクリーン移動は同期したくない!」という方はそちらのほうがいいです。